きのうは、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のトークイベントがあり、大手町のパレスホテルまで行った。
「トランプ政権下の米国と国際社会」というタイトルだったが、話題の中心は、来年の大統領選挙と米中貿易戦争の2点であった。来年の大統領選挙は、トランプ大統領の再選が既定路線である。
米中貿易戦争については、トランプ大統領は感情的に中国が嫌いというわけではなく、中国を開国させるために口撃をしている、という理解が妥当である。
さて、ここから先はまったくの私見なので、適当に読み流してほしい。
私は、日本人の多くがトランプを誤解しているのではないかと思う。
多くの日本人は中国が嫌いである。
そのような日本人から見ると、トランプさんはまるで「ジャイアン」、自分たちの大嫌いな中国人をいじめてくれる、ありがたくて頼もしい「いじめっ子」である。
だから米中貿易戦争をめぐるトランプさんの中国口撃に、爽快感を覚えたりする日本人も多いのではないか。
だから米中貿易戦争をめぐるトランプさんの中国口撃に、爽快感を覚えたりする日本人も多いのではないか。
しかし、トランプさんのターゲットは中国だけにとどまらない。
中国開国後は日本にも目が向けられるだろう。
トランプさんは中国を開国させ、米中同盟を結んで幕引きとする。
私はここで大胆な万馬券予想をしてみる。
そうやって中国は生かすが、日本はやっつけてしまうのだ。
そうやって中国は生かすが、日本はやっつけてしまうのだ。
いまや斜陽のアメリカが今後も繁栄していくためには、どうしてもアジアの超大国の中国とお友達になるしかないだろう。
かたや借金だらけで成長できない同盟国日本とは一緒に沈むわけにはいかないだろう。
もしかしてアメリカは、日本から中国に「お友達」(同盟の相手)を乗り換える準備をしているのかも。
それがトランプさんの大統領任期中のミッションなのでは??
しかし、絶対的権力者の習近平国家主席では話が通らないから、トランプさんはガミガミ言っているのである。
もっとも、「国家としてのアメリカ」が中国と同盟を結べればよいのであるから、トランプさんは習近平と殴り合いの大ゲンカをしたって構わない。
その方がむしろ、次の民主党の大統領が、習近平と握手がしやすいようにも思える。
その方がむしろ、次の民主党の大統領が、習近平と握手がしやすいようにも思える。
最近の米中貿易戦争の「こじれ具合」を見ると、どうやらトランプさんは撃沈路線を狙い始めているようにも見えるのだが、それはある意味、トランプさんらしいともいえる。
したがって、このままいくと来年の大統領選挙は、トランプ「落選」が既定路線と思われる。
こういう構図だと、日本はいかなる外交努力をしても、誰に何を働きかけても、結局、ババを引かされる運命にあるのかもしれない。
こういう構図だと、日本はいかなる外交努力をしても、誰に何を働きかけても、結局、ババを引かされる運命にあるのかもしれない。
まあ、政治と外交の難しい話は、つまらないのでほどほどにしましょう。
私は毎年、懇親会の後、米国本社から来た編集長に挨拶をするのだ。
そのついでに、愛用のギャラクシーノートを差し出してサインをもらう。
そのついでに、愛用のギャラクシーノートを差し出してサインをもらう。
今年も会場に例のジョージがいたので、私はサインをもらってから会場を後にした。
「Hello!!」
「去年と同じように、このギャラクシーペンで画面にサインをしてくれませんか。」
「OK、OK!!」
「ジョージ、あなたはいつもダンディーな紳士ですね。」
「ありがとう。あなたも。」
「いやいや、手料理を作れると、あなた、もっとモテますよ。」
「ほ、本当ですか??」
「はい、私は先日、ABCクッキングで中華料理を作りましたが、女性の生徒たちと楽しく過ごしました。この写真を見てください。」
「おいしそうです。」
「中華料理はとてもおいしいです。アメリカは中国とも仲良くしてくれるといいのですが。」
「そうなるといいですね。」
「来年もまた会いましょう。」