関東地方は先週末、巨大台風に襲われた。
これほどの恐ろしい出来事は、2011年3月11日の東日本大震災以来ではないか。大地震は突然地下からやってくるが、台風は天気予報を見ていれば向こうからやってくるのが分かる。
なので、備えてはいたが、豪雨が終わってホッとした後に利根川の水位が急上昇したので肝を冷やした。
上流の水は下流へ流れるから、川の水位が上がるのは豪雨の時間よりも遅くなるのだという。
素人の私はそんなこと知らないので、12日の夜中に豪雨が終わったのを確認して安眠したのだが、翌朝13日になると近所の女性が青い顔をして、利根川が決壊しそうだから一応逃げる準備をした方がいい、などと言うのである。
防災無線も、避難指示などと言っていた。
私はインターネットで利根川の水位グラフを見た。
水位グラフは、まるでバブル時の日経平均のチャートのように急騰している。
私はチャート分析と似たような感じで、今後の水位の値動きを予測してみたが、ぎりぎり決壊しないと判断した。
ただ、自分の眼で確かめる必要もあるから散歩がてら利根川の河川敷へ。
すると河川敷のゴルフ場は水没していた。
私のほかにも心配で見に来ている人がたくさんいたが、あふれそうな川の水を眺めたところでどうなるわけでもない。
目分量では大丈夫そうなので帰宅したが、念のため、自宅の1階の家財道具の一部を2階に持っていくことにした。
ところで、、、実は、10月13日はワイン認定資格WSET3の資格試験の日なのであった!!
目分量では大丈夫そうなので帰宅したが、念のため、自宅の1階の家財道具の一部を2階に持っていくことにした。
ところで、、、実は、10月13日はワイン認定資格WSET3の資格試験の日なのであった!!
11日にすでに試験中止のメールが届いたが、改めて日程調整を行い、再試験を行う方向で動いているというだけで、前代未聞のことなので何もかも未定、受験生には何とも困った状況となった。
11月はすでにいろいろと予定を入れているし、その日に受けられるかどうかも分からないし、そもそも勉強の時間が取れそうもない。
そういうわけで最近は、もやもやした気持ちで教科書を眺めたりして過ごしているが、ある日、気分転換に河川敷まで散歩をした。
水没した場所は今どうなっているだろうと思って。
驚いたことに、ゴルフ場はたった1週間で元に戻っていた。
クラブハウスの倉庫のところでは、ゴルフ場の職員たちが、せっせと働いている。
大利根橋の橋げたまで歩くと、水没した駐車場も元に戻っている。
そこには、何事もなかったように車が止めてある。
私は、人間のしぶとさというか、強さというか、そういうのを見た感じがした。
私は、人間のしぶとさというか、強さというか、そういうのを見た感じがした。
日本はアメリカとの戦争に負け、東京は焼け野原となったというが、その1週間後、1ヶ月後に、日本人はこういう感じで立ち上がっていたのだろう、と思った。
こういう復活の光景を見ると、くじけずに頑張ろうと思える。
散歩から帰ると、出光美術館の来年のカレンダーが届いており、私はそれをクローゼットの扉にぶら下げてみた。
来年は良いことがありますように。
こういう復活の光景を見ると、くじけずに頑張ろうと思える。
散歩から帰ると、出光美術館の来年のカレンダーが届いており、私はそれをクローゼットの扉にぶら下げてみた。
来年は良いことがありますように。