今日は東京ステーションホテルで、ウォールストリートジャーナル(WSJ)の年末の懇親会がある。
出光美術館→国立近代美術館→東京ステーションホテル
出光美術館では、「やきもの入門」という企画展をやっており、縄文~弥生時代のハニワのところから説明されていた。
やきものの世界では、茶飲み用のすり鉢状のお茶碗を「天目」(てんもく)と言うが、天目のコーナーはかなりの粒ぞろいであった。
私は11月の静嘉堂文庫美術館で、曜変天目(ようへんてんもく)を見たばかりであるが、素人目線だとそれに匹敵するものもいくつかあった。
さすがは出光美術館である。
次に、竹橋の国立近代美術館に向かった。
珍しいことに、館外の入口のチケット売り場に長蛇の列ができており、着物姿の女性が何人もいる。
次に、竹橋の国立近代美術館に向かった。
珍しいことに、館外の入口のチケット売り場に長蛇の列ができており、着物姿の女性が何人もいる。
鏑木清方の特別展の客のようだ。
しかし、私は常設展を見たいだけである。
行列嫌いの私は近くの椅子に座り行列がさばけるのを待ったが、ちっとも短くならない。
仕方なく並んで、、、チケット売り場の窓口の係員にチケットをくださいと言うまで15分ほどかかったが、今日の私は「ぐるっとパス」を持っていたのだ。
しかし、私は常設展を見たいだけである。
行列嫌いの私は近くの椅子に座り行列がさばけるのを待ったが、ちっとも短くならない。
仕方なく並んで、、、チケット売り場の窓口の係員にチケットをくださいと言うまで15分ほどかかったが、今日の私は「ぐるっとパス」を持っていたのだ。
係員から、ぐるっとパスの人はチケット不要で、いきなり館内に入ってよいのです、と言われてしまった。
なあんだ、そうだったっけかな。
そう、私はいつでも忘れっぽい人である。
なあんだ、そうだったっけかな。
そう、私はいつでも忘れっぽい人である。
でも、よかった。
私はエレベーター前の女性にパスをもぎってもらい、2階へ上がった。
ちなみに、鏑木清方展は常設展ではないため、ぐるっとパスだけで無料で見ることはできない。
しかし、常設展の最初の方に鏑木清方のコーナーがあり、屏風絵など数点が展示されていた。
おお、わたしって、ラッキーですね。
そう、私はわりとラッキーな人である。
国立近代美術館は作品の質量ともに言うことなしなので、ゆっくり見ているとあっという間に暗くなった。
私は美術館を出てホテルに向かった。
が、竹橋から皇居沿いをぶらぶら歩き、自然な足取りでパレスホテルに入ってしまった。
いつものウォールストリートジャーナルの懇親会はパレスホテルで行われるため、私は勘違いをしたというか、単に何も考えていなかった。
20~30分ほどたってからそのことに気付き、私はあわてて東京ステーションホテルに向かった。
私はエレベーター前の女性にパスをもぎってもらい、2階へ上がった。
ちなみに、鏑木清方展は常設展ではないため、ぐるっとパスだけで無料で見ることはできない。
しかし、常設展の最初の方に鏑木清方のコーナーがあり、屏風絵など数点が展示されていた。
おお、わたしって、ラッキーですね。
そう、私はわりとラッキーな人である。
国立近代美術館は作品の質量ともに言うことなしなので、ゆっくり見ているとあっという間に暗くなった。
私は美術館を出てホテルに向かった。
が、竹橋から皇居沿いをぶらぶら歩き、自然な足取りでパレスホテルに入ってしまった。
いつものウォールストリートジャーナルの懇親会はパレスホテルで行われるため、私は勘違いをしたというか、単に何も考えていなかった。
20~30分ほどたってからそのことに気付き、私はあわてて東京ステーションホテルに向かった。
ウォールストリートジャーナルの懇親会。
何人かと雑談したが、新聞社の男性、IT会社の女性などと話をすることができた。
トークイベントでは、東洋大学の横江教授が来年のアメリカの大統領選の行方を分析した。
トランプ大統領は熱烈な支持者がいる反面、不人気でもあるが、これまで彼の支持率が37%を割ったことはない。
大統領選は人気投票ではなく、有権者の3割の確実な支持(投票行動)があれば当選可能である。
いかに不人気でも、3割の熱烈で確実な支持で彼はまた当選してしまうのである。
なるほど、不祥事が露見した国会議員が当選してしまうのも、これと同じような仕組みと理解した。
と同時に、自分は1票の有権者にすぎないから選挙に行っても意味がない、何も変えられない、そういうふうに諦めるのは間違っている、とも思った。
横江教授の話で最も気になったのは、トランプ大統領のスキャンダルのリスクのことである。
横江教授の話をベースに、私なりの見方も加えるとこうだ。
トランプ大統領は常に自分のためにメディアを使う。
そもそも彼はテレビの娯楽番組で名を売ったわけで、メディア戦略などお手のものだ。
したがって、マスコミにさんざん叩かれている「強引で差別的でアタマのおかしなトランプ大統領」というのは、実は彼なりの計算ずくで成り立っている役者の演技であり、それはトランプ大統領の「仮の姿」である。
私たちは、トランプ大統領の「仮の姿」を見て喜怒哀楽したり、一喜一憂しているだけである。
私たちは、トランプ大統領が決して見せようとしない「真の姿」を想像する必要がある。
さて、この点(真の姿)について横江教授がおっしゃっていたのは、トランプ大統領は典型的なオーナー企業のワンマン社長である、ということだ。
当然ながら、トランプ大統領の周囲には不満分子も少なからず潜んでいるはずで、彼はそういう仲間の裏切り行為に遭って失脚するリスクがある。
もちろん、順調ならトランプ大統領は再選されるだろうとおっしゃっていたが、横江教授のこの但書のようなコメントが、案外、当たりそうな気もする。
というのも、かれこれ4年も続くトランプ劇場は、あまりにもドラマチックの連続であるから、ふつうの大統領と同じような、ありきたりの展開はふさわしくないからだ。
そういう意味では、トランプ劇場の最もドラマチックな出来事は、仲間の裏切り行為による失脚もさることながら、ハリウッドの名画のように主人公が突然死ぬことだって考えられる。
まあ、トランプ大統領には悪いのだけれども、その方が彼らしい花々しい最期のような気もする。
例えばオバマ大統領やクリントン大統領のように、任期満了後に笑顔でCNNのインタビューに答える、そんな光景をトランプ大統領で想像することは私にはできないのだ。
いずれにせよ、いまのテンションでは、トランプ大統領は4年間の任期満了で燃え尽きてしまうのではないだろうか。