2018/11/01

(プロローグ)Let's Have Tea Together

BlogやSNS、最近だとYouTube上のVlogなどもあるが、インターネット上には日々の雑記が公開されており、これを自己満足でくだらないと言う人もいる。
しかし、多くの人はそのような意図で日記を公開しているわけではない、と私は思う。

確かに、自分だけの日記帳に書き留めておけば十分とも思えるが、公開日記帳に書き留めておく方が、自分のためになるのである。
形式面でも内容面でも、公開日記帳の方が高品質で完成度の高いものになるということだ。
でもこれが自分だけの日記帳だとどうだろう。
私の場合、走り書きで読めなかったり、感情のままに書いて考察や洞察を欠くことが多い。
こうなるのは結局、他人に伝えようとして書いた文章ではないからだが、ようするに、私がこうして公開日記帳を書く主な理由は、自分のためである。


田辺聖子「いっしょにお茶を」


しかし実はもう1つ、公開日記帳とする重要な理由がある。
それは、この日記が私にとって冒険の記録であること、冒険の記録を自分だけのノートにとどめるよりも、公開する方がよいと思うからである。

まあ、人生は何事もチャレンジなのである。
やってみれば何とかなるものだし、やらなければ何にも起こらないのである。
ブログ名の「Let's Have Tea Together」(のちにブログ名を何度か変更しています)、これは私の大好きな作家田辺聖子の「いっしょにお茶を」の英訳である。
私も、少しまねをしてみようと思う。
我が家のサンルームの窓際で紅茶を飲みながら、日々の冒険の記録を付けはじめてみよう。




「書くということは、いいことである。自分の中にある思いが、書くことによって、1つの確かな形をあらわすからだ。わたしはその形を、第三者のような目(とまでは言えないにしても)で、かなり冷静に自分の姿を見つめることができる。生きるとは先ず、自分自身の姿をみつめることから始まると、わたしは考えている。自分がいかなる者かをわからぬままで、自分の生きる道を探しあてることは不可能のような気がする。」
(三浦綾子「生きること思うこと」)

日々の雑事、個人的な出来事をブログに書き残していますが、読み返すと私自身、つくづくひどい内容だと思います。あしからずご容赦ください(*'ω'*)