今は新型コロナウィルスの流行のため中止のはずだが、汐留パナソニックビルのインテリア展示場の一角では、パナソニックが料理教室を定期開催している。
この料理教室は、パナソニックがIH調理機器を世に広めるための広報活動でもあるため、参加費無料なのだが、ABCクッキングのような本格的なものではなく、40分程度の簡単な座学である。
生徒は椅子に座り、レシピを見ながら先生の料理の手順を見る。
その後、出来上がった料理が各人に配られ、食べたら解散となるので、まあ、料理教室というよりレシピ付きの試食会であるが、かなりの人気があった。
そうそう、新型コロナウィルスの流行で廃業を考えている飲食店は、この際、オリジナルレシピ付きの試食会(ただし試食はテイクアウトを推奨)でもやってみてはどうだろう。
話を戻そう。
私は以前、ここでめちゃくちゃおいしいチキンカレーを食べたことがあるのだ。
最近、家でカレーを作ろうと思い、この時のレシピを探したが見つからなかった。
当時の手帳のメモには、インドネシアカレーと書いてあった。
へえ、インドカレーではなくインドネシアカレーとはね。
まあ、このように私はごくたまに、外でおいしいカレーと巡り合うことがある。
ただ、私は外でカレーをほとんど食べない。
その理由はいろいろあるが、ラーメンほど食欲をそそらない、スパイスの匂いが付着する、はねると服にウン〇色が付いてしまう、といったことがある。
もっとも、洋食屋でメニューを眺め、ふとカレーを注文することもある(順に、アラスカ、銀座みかわや、資生堂パーラー)。
特に、用事を済ませて、空腹になり、1人で食事をする場合は絶好のカレー日和である。
考えてみると、イタリアンレストランにもフレンチレストランにもカレーはないが、洋食屋にはどういうわけか、カレーがある。
洋食屋とはむろん、西洋料理店のことだが、本格カレーの店はインド人が店主だったりするから、きっとカレーは西洋料理ではないと思うのだよね。
細かいことは、まあ、いいか。
カレーは売れるからメニューに入れた、ということなのかしら。
これに対して、これから約束がある場合、それほど空腹ではない場合、複数で食事をする場合、カレーは不向きだと思う。
以前、おいしいラーメン、まずいラーメンという記事でも書いたが、外食は、食後の胃袋や体調がどうなるかが非常に重要である。
この点、ラーメンとカレーは日本の国民的人気メニューであるが、私にとっては2大ハイリスクメニューである。
なぜなら、食後にのどが渇く、腹にたまる、食べすぎると調子が悪くなるからである。
用事があり外出している場合は食べにくい。
以上、カレーの話をだらだらとしてしまったが、最後に、ABCクッキングで作った絶品のカツカレーを載せておこう。