茨城県は現在、県独自の緊急事態宣言だけが発令されている。
数日前に市立図書館で本を借りたのだが、受付の女性が、緊急事態宣言解除後に返却してくれれば大丈夫ですよ、と言っていた。
まあ、2月半ばまでは自粛生活、ステイホームをするつもりだ。
しかし、日用品の買い物と通院はやむを得ない。
来週は歯医者の予定もあるし。
さて、先週は御茶ノ水の井上眼科に行ってきた。
行き帰りの電車は平日昼間にしては混雑しており、正月明けでみんな用事があるのかな、と思った。
眼科の待合ラウンジも健診スペースもかなりの混雑であったが、不特定多数を相手にする病院職員は危険と隣り合わせで自分の身が心配だろう。
確かに、都内は人が少ないが、人口密度の低い茨城県民の感覚だとまだまだ密のレベルである。
小池百合子都知事は「人の流れを止めなくてはいけない」と言っている。
が、実際都内に行くと、そうなってはいないと感じる。
診察後、買い物して帰ろうと思ったが、すぐに帰ることにした。
感染の震源地はやはり東京都。
東京都から周囲に拡散する構図は明らかであり、誰もが切望する終息を速やかに実現するためには、いつかは「火元」を断つ決断をせざるを得ないのではないか。
感染拡大に歯止めがきかなくなる前に、政府は思い切る必要がある。
法制度等の準備をして、早めに東京をロックダウン(都市封鎖)すべきではないか。
火元に思い切り「冷や水」を浴びせない限り、神奈川千葉埼玉茨城まで「延焼」し続けるだろう。
ロックダウンの長所は、大きな効果が見込めること、単純明快かつ公平であることだ。
もちろん、日本政府と東京都は、都内の事業者に対して十分な補償金(協力金)を支払う必要がある。
ただ、事業者はそれをあてにしていてはいけないだろう。
今後どうなるかは分からないが、最悪の場合、なし崩し的にロックダウンに突入することもあり得るのではないか。