東京都美術館「美をつむぐ源氏物語」~神田明神(終わり詣)~智明葵個展(ギャラリーフロレゾン)~日本橋高島屋~KITTE~エキュート東京
数日前、受験シーズンで混雑する湯島天神に行き、毎年恒例の終わり詣を済ませた。
しかし今年は学問の神様だけでなく、商売繁盛の神田明神にも行ってみようと思った。
私はこの日、上記の予定を組み、お昼過ぎの上野駅でおりた。
上野恩賜公園を上野動物園方面に歩き、東京都美術館に到着。
注目の岡本太郎の展示会ではなく、「美をつむぐ源氏物語」という書道と日本画の地味な展示会のほうを見るためである。
源氏物語の展示会は久しぶりで、楽しみである♪♪
う~む、いきなり、最初の作品から、シロウトには読めない、、、
キャプションに、原文と現代語訳が書いてあるが、いったい何と書いてあるのだろう(*'ω'*)???
(大意)
「袖の濡れる泥 (恋路)であるとはわかっていながらも、その泥の中に踏み込む田子のように恋路に踏み込んでしまう私は、そうしたわが身のつたなさが思われてなりません。」
クリスマス前に、ドキッ!!とするようなことが書いてある。
しかし、私は、「好き」という感情に関しては、わが身は子供のように拙くあってもいいのではないかと思う。
昔のドラゴンボールのエンディングテーマを思い出してみよう。
「おとなのフリして、諦めちゃぁ~♪♪ 奇跡のなぞなぞ、解けないよぉ~♪♪」
「もっとワイルドに、もっとたくましく、生きてごらん♪♪」
と、ブルマねえさんが歌っていた。
恋愛というのはロマンティックな冒険なのである。
冒険は別にしなくたっていいのだし、しない方が安心安全だから、愚かな行動といえるのだが、人はそもそも冒険をしたがる愚かな動物である。
私たちがロマンティックな冒険をすることは、生きている以上、避けられない。
さて、30分ほど美術館で過ごし、その後、私は上野公園を広小路方面に歩いた。
神田明神は何度か行ったことはあるものの、いまだに場所がよく分からない。
私はGoogleマップを頼りに大通りの坂を上がった。
途中、「アキバ絶対領域」というメイドカフェを見かけた。
そうそう、思い出した。
神田明神は「アキバ絶対領域」の近くなのである!!
まもなく、坂の途中でスマホが鳴り、神田明神に到着。
神田明神では御朱印をもらった。
ただ、巫女にきくと、(私がいつも行く湯島天神のような)その場での手書きはしていないとのこと。
私はプリント(??)の300円の御朱印を手に入れ、参拝を済ませた。
その後、私は神田明神の表側から出て秋葉原の繁華街へ。
日比谷線で銀座駅に到着したのは3時過ぎだったが、まず、松屋に寄った。
それから徒歩で京橋(宝町)に向かった。
宝町駅前(国立映画アーカイブの斜向かい)に、ギャラリーフロレゾンという小さな画廊がある。
ここでレジンアーティストの智明葵(Chiaki)さんの個展が開催されており、私は彼女の作品を約半年ぶりに見に来た。
中に入るとギャラリーの奥に、着物をモダンに着こなした智明葵さんが座っている。
彼女はすぐ立ち上がり、私が、6月の東京都美術館のZEN展以来ですね、と言うと、彼女も覚えていた。
そして今回は、彼女の個展であったため、私たちはゆっくりと話ができた。
私たちは作品の話もさることながら詳しい自己紹介もした。
ホームページに書いていない非公開エピソードも聞いた。
彼女がレジンアーティストになるまでの道のりは随分とユニークなものであった。
ギャラリーフロレゾンを出たのは5時近く。
外はすっかり暗くなっていた。
これからKITTE(東京駅前郵便局)で郵便物を出したいのだが、とりあえず、日本橋方面にまっすぐ歩き、日本橋高島屋へ。
ここのデパ地下に、「オードリー(Audrey)」というストロベリー洋菓子のお店があり、かなりの人気である。
私は今回、イチゴ型をしたクッキーとホワイトチョコレートのかわいい洋菓子を、1箱(10個入り)買った。
その後は高島屋館内のスターバックスへ。
ミルフィーユの甘いキャラメルのラテを注文し、しばらく飲みながら休憩した後、東京駅まで歩いた。
丸の内はクリスマスムード、一色であった。
私は郵便物を出した後、エキュート東京にも寄り道をして帰宅の途へ。
来年は良い年になるといいのだが(*'ω'*)...
最後に。
この「オードリー(Audrey)」というおしゃれなストロベリー洋菓子について。
自分で食べるのか、それとも、誰かのためのクリスマスプレゼントなのか。
ズバリ!!
オードリーヘップバーン(Audrey Hepburn)のような素敵な女性「だけ」に、プレゼントされるものなのであります(*'ω'*)///
いやいや、実をいうと、我が家のみやげものである。
ママ殿は、オードリーヘップバーンの映画がお好きなのである。
みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。