6月18日、私はママ殿と一緒に、ミューザ川崎シンフォニーホールまで行ってきた。
ドイツの人気指揮者キンボーイシイ先生×ザシンフォニカのオーケストラのコンサートである。
イシイさんのコンサートは、コロナ前の2019年夏の東京芸術劇場以来、約4年ぶりであったが、お願いしたらご招待していただき、しかも良い席でラッキーだった。
プログラムは、ボロディン「交響曲第2番ロ短調」、ラフマニノフ「交響曲第2番ホ短調」、今年はラフマニノフイヤーである。
コンサート終了後は、ホールの入口の岡本太郎の壁画「空の散歩」の前で、ママ殿の記念写真を撮った。
最近体調が冴えないママ殿であるが、少しは気分転換になっただろうか。
(買い物袋をぶらさげ岡本太郎の壁画をバックに立つママ殿)
さて、以下は、2023/06/08「最も大切なことは人生を楽しむことです」からの引用である。
そこで、思い切って別れる!!
そのほうがお互い気楽ではないか、という話が、どちらからともなく出た。
私は今回、ママ殿のことが気になり仕事が手につかなかったり、現実的なモンダイが見えてきて危機感があった。
「いいタイミングなので、物理的距離を置きましょう。私は都内に仕事場を作りたいんです。」
「あら、いいじゃない。夜は帰って来て晩ごはんを食べるの??」
「う~ん、どうかな。仕事の状況にもよります。移動時間と交通費の関係もあるので、場所にもよります。なるべく、帰って来るようにはしますが、、、」
「あら、忙しければ無理に帰って来なくてもいいのです。そうしてくれるほうが、母親としては、ある意味、ひと安心なのです。」
「そういうものですか。」
「そういうものです。私なんかほっといて、都内で一人暮らしをすればいいのよ。コロナも明けたのだし、夜は楽しめばいいわ。」
ということで、私は現在、都内に移動を計画中である。
しかし、ママ殿は一時期に比べ、元気になったとはいえ、やはり、私はまだ心配なのである。
今後は、公民館のイベントに参加したり、姪っ子のところに家事の手伝いで泊まりにいったりして、自分なりに工夫をするそうだが、、、地域コミュニティーに参加したり、孫と遊んだりすれば、自然と元気が出てくると思う(*'ω'*)"""
さて、私は6月後半から、我が家と都内の某ホテルを行ったり来たりする生活を始めた。
これは転居のための経過措置とでもいうべきか、あるいは独り暮らしの予行演習とでもいうのか・・・いや、実は、仕事に集中するため、しばらく缶詰め(ひとりきり)になれる場所がほしいのである。
書斎で資料を探していて、たまたま古いメモ帳を見つけたということは以前書いたが、これは女優オードリーヘップバーン(Audrey Hepburn)の語録を書き写したものである。
今回、メモ帳にはこう書いてある。
「バレリーナは決して不平を言いません。疲れを見せません。夜遊びに行きません。すべての美しさは内面から湧き出るものなのです。」
「心を落ち着かせたいなら、自分は決して独りではない、という意識で歩きなさい。」