こないだから書いているように、私は6月後半から、我が家と都内の某ホテルを行ったり来たりする生活を始めている。
これは転居のための経過措置とでもいうべきか、あるいは独り暮らしの予行演習とでもいうのか・・・いや、実は、仕事に集中するため、しばらく缶詰め(ひとりきり)になれる場所がほしいのである。
ただ、まあ、これが、何とか終わりそうな気配なのである。
それで先週末はホテルに滞在しなかったのだが、その代わりといっては何なのだが、ママ殿とどこかでランチでもしよう、ということになった。
猛暑のなか、ママ殿と私は、柏高島屋へ出かけた。
コロナ禍はまったくといっていいほど外出しなかったママ殿だが、最近は外出慣れもしてきたようだ。
歩くのが早くなっている。
7月は土用の丑ということで、私たちはグルメ街の赤坂ふきぬきへ。
久しぶりに、おいしいうなぎを食べた。
(2019年赤坂ふきぬき)
実は、ママ殿はうなぎが大好物なのである!!
2人で赤坂ふきぬきにいったのは、ええと、過去の写真フォルダを見ると・・・前回はコロナ前の2019年9月だった。
ママ殿、大好物だから食べっぷりがいい。
黙々と食べて、スマホを見ながら食べる私よりも早い。
私が箸を置いたとき、ママ殿はすましてお茶を飲んでいた。
(2023年赤坂ふきぬき)
それで、私の出した結論だが、、、ママ殿は以前に比べて元気がなくなったものの、食欲はバッチリあるので問題なし、ということ。
MRI検査も問題はなかったし、これはシロウト考えだが、最近よく聞く「フレイル」ではないか。
これにて私は転居の最終決断をした。
ただ転居とはいっても・・・定期的に実家にも戻るつもりであるが。
しかしママ殿には、1人の時間が新たにできて気楽になれるというメリットがありそうだ。
他方、認知症とフレイル防止のため、1人のママ殿の適度な運動とコミュニケーションをどう確保するのかが重要な問題となる。
食後、私たちは高島屋を出て、公民館アミュゼ柏に向かった。
高齢者向きの軽い体操サークルを探すためである。
2人でサークルの案内板を眺めていると親切な女性職員に声をかけられた。
私たちは彼女から高齢者向けのサークルやイベントの案内をしてもらった。
「チラシをいろいろもらったので、家でゆっくり読んでみましょう」
「そうね」
「何かよいサークルが見つかるといいのですが・・・」
「さっき案内板を見て思ったんだけど、料理教室なんか、いいかもしれないわ。料理は頭も使うし、身体も使うので」
「なるほど」
「体操は、家でテレビを見ながらでも、できるでしょ?」
「でも、意外ですね、毎日キッチンに立つママ殿が、まさか料理教室に興味を持つとは思いませんでした」
「食い意地が張ってるかしら」
「いや、健康的で、よいと思います。ということは、柏高島屋のABCクッキングはどうでしょうか!?」
「あなたが通っているところね」
「あそこ、ママ殿が通うのもおもしろいと思います。ケーキやパンのコースなら、家事とは違って結構楽しめるのではないですか」
「そうね、一度見学にいってみようかしら」
「会員の私とペアで無料体験レッスンが受けられますよ」
というわけで、私は帰宅後、早速、ABCクッキングのウェブサイトから体験レッスンを申し込んだ。
メニューはオレンジチーズケーキ。
これは、めちゃくちゃおいしかった!!
ママ殿も大満足(*'ω'*)goo!!
(ABCクッキング体験レッスンのママ殿)