こないだは、久しぶりに講演をしてきたが、依頼者はリピーターであった。
私の尊敬する終活講座のY先生は、ほとんどがリピーターからだといっていたし、ワイン講座のT先生も同じく、受講生のほとんどはリピーターなのである。
やはり、講師業でもリピーターの獲得が重要なのだ。
依頼者は、茨城県内の障がい者支援施設。
去年の会場は、つくば市内の施設内の会議室であった。
そのときは30名ほどの人が聴きに来ていた。
今年の会場は、つくば市内のショッピングモールの会議室。
私は場所が分からず、インフォメーションセンターの前で電話した。
すると、担当職員が迎えにきて、彼に案内されて行った会場には50名ほど来ていて、ほぼ全席埋まっていた。
これって、、、リピーター効果そのもの??(*'ω'*)
この日の講演テーマは、法律ではなくマネーであった。
障がい者向けのマネーリテラシー講座である。
去年のネットリテラシー講座は簡単な内容にした。
これに対し、今回は、チョット難度を高めに設定してみた。
「お金は大事です」「無駄遣いしないように」、それは誰だって分かっている。
そういうマネー講座は、退屈に感じるのではないか、と思ったのだ。
もっとも、様々な障害を抱えている方がいるため、レベル設定はビミョウなモンダイであった。
そもそも、超簡単な内容にするのが一番無難である。
とはいえ、私は今回、あえてその選択をしなかったわけだが、それは、少し難しめの方がおもしろかった、という反応も実際にあるからである。
結局は、その場の雰囲気や反応などを見て、話す内容を柔軟にコントロールするのがいいと思う。
そういうわけで、今回の障がい者向けのマネーリテラシー講座は、お金の基本的な話から始まり、、、お金は人生の目標を達成するための手段である~経済的自由とは?~金融資産の分類~リスク資産~株式投資~インフレと現金の関係~自己投資の重要性~人生の目標を決める、などなどを喋った。
すると、最後の質疑応答で、障がい者の方から次のような発言が出た。
まず、男性が挙手し、「私、NISA、やってます!」と発言した。
彼の様子からすると、きっと積立てがうまくいっているのではないか。
私は、株主優待で何かおいしいものでも食べているのですか??とは聞かなかった。
次に、女性が「今後、インフレで現金が目減りするのであれば、現金のままではだめですよね」と質問した。
この質問、私には、女性が投資をする時代の兆候としか思えなかったが、私の回答は全員に向けられるものなので、投資をするべきかどうかについては明言を避けた。
他には、男性から「ドコモのdポイントは、お金なのか、そうではないのか」というユニークな質問が出た。
こ、これは、、、私が講義のなかで、それとなく、現金と預金と国債がほぼ同じもの(同等物)である、という説明をしたからだと思われる。
なかなか手ごわい質問だ!
最後は職員からクレジットカードのリスクについて質問があった。
カードはリスクもあるが便利な代物である。
キャッシュレス時代にあって、カードもまた、リスクがあっても避けるべきものではなく、うまく活用するべきものだろう。
是非はともかく、今後ますます、インターネットとスマホを駆使しないと生きてはいけない。
以上が、今回の私の障がい者向けのマネーリテラシー講座の話である。
さて、名講師というと、私以外に、あと2人いる。
次は、その2人の名講師の話をしようと思う。
その2人とはもちろん、私の尊敬する終活講座のY先生とワイン講座のT先生である。
上記は、Y先生に送ったお礼の品物だが(坂東市さざ波硝子店)、Y先生については、これまで私のブログをお読みの方はご存知と思う。
コロナ禍の2020年8月に初登場したファイナンシャルプランナー1級の先生である。
最初、Yさんって、どうってことない先生と思っていたのだが、だんだん、そうではないことが分かってきた。
ある時、仕事で話したおじいさんが、昔のYさんと偶然面識があって、彼女の印象を聞くと、「とにかく、Yさんはすごい人です!」と言っていた。
70歳近くのおじいさんが、年下の女性を「すごい人」と形容するとは、、、彼女は本当にすごい人なのだ。
ただ、具体的にどうすごいのかは??だが。。。
T先生も、Yさんとよく似たタイプの控えめで上品な名講師・・・これまで私のブログをお読みの方はご存知と思うが、コロナ前の2019年に登場したWSETディプロマの先生である。
以下、過去記事の引用である。
ああ、そういえば、私はこのブログでT先生のことをほとんど書いたことがなかったなあ。
では今回少し書いておこう。
まず、ワインの先生というと、気取っている、お高くとまっている、難しい話をする、というイメージで見られがちである。
実際、ワイン友達の話を聞くと、なかにはそういう先生もいるようである。
しかし、T先生は気さくな庶民派である。
また、私が知っているワインの先生の中で、最も「楽しい授業」をする先生なのである。
先生の授業を受けていると、いつも私は楽しくてしょうがない。
やはり、ワイン講座は楽しくなくては!!と私は思うので、先生が担当するWSET3の講座を選んだのだった。
しかし、まあ、かなりの美人でもあるので、先生を独占したい常連の男性ファンたちのため、先生の話はこれくらいにしておこう。
(2019/09/07「わたしのワインの先生(1)」)
私の本が無事に出たら、Y先生とT先生にも、渡しに行かなくては!!(*'ω'*)