2025/04/13

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  • 早咲きの桜を探し求めて
  • (第4部エピローグ)私の書いたことが本になるなんて(3)

■執筆者
加藤光敏
詳しいプロフィールについては、KADOKAWAのウェブサイトをご覧ください。

■連絡先
会社のウェブサイトのContactよりお問い合わせいただけます。

2025/04/09

(第4部エピローグ)私の書いたことが本になるなんて(3)



私のeラーニング講座「テクニカル分析中級講座」がリリースされた。
出版元は、シグマインベストメントスクール(シグマベイスキャピタル株式会社)である。

シグマベイスキャピタル株式会社とは、「日本で唯一の「実践金融理論専門教育機関」シグマインベストメントスクールを運営。官公庁、金融機関をはじめ、監査法人や事業法人など300社を超える皆様にご愛顧いただいております」(同社Twitterより)

ということで、ここは、法人向けに金融実務の書籍や講座を制作販売している。
上記写真は、3月にシグマ社から送られてきた教科書の見本、つまり、著者献本の実物である。
本書は、主に金融機関や投資関連会社などの企業研修に使われるものであり、日本実業出版社から、おととし上梓した「ふと終活のことを考えたら最初に読む本」とは違い、かなり難解な本である。
そのため、このブログの一般読者に、あまり、おすすめはできないということになるが、個人投資家も、シグマ社のウェブサイトから、ふつうに、購入が可能である。

なお、この教科書は、講義動画とセット売りとなっている。
要するに、単体で購入できない仕組みだが、これは、受験予備校の講義の教科書と同じだと思っていただきたい。


🐶もし購入していただけるなら、著者専用リンク(準備中)を経由して購入していただけると幸いです。
この講座の教科書と講義は、全て私が担当しております。
講義動画を視聴すると、あんみつ先生が喋ります(*'ω'*)///
どうぞ、よろしくお願いいたします。




3月23日。
私は、ママ殿と一緒に、実家の墓参りをしてきた。
数日前、上野公園を訪れたときは、、まだ桜の開花前だったのに、ずいぶん混雑していた。
これから都内の花見スポットは、さらに混雑するはず。
そう考えて、私たちは、桜の開花を待たず、実家の墓参りに行くことにしたのだ。

東武線の曳舟駅で下車し、駅前のイトーヨーカ堂で、花を買い、圓通寺に着いたのは、11時過ぎだった。
お彼岸の日曜日のため、寺の入口には、何組かの檀家の人たちが来ており、私はその脇を通り抜けて、境内の水道で、桶に水を汲んだ。
その間、ママ殿は、墓地に入っていったが、私が着くと、墓石の回りをキレイにして、私の到着を待っていた。
ママ殿は、拝んだ後、私の本を墓石に向かって見せ、何かを呟いた。




墓参りの後は、押上駅へ。
都営浅草線に乗り、日本橋へ出た。

日曜日のランチタイム。
どの飲食店も、店の外に人が並んでいて、だいぶ待たされそうだった。
日本橋高島屋のグルメ街も、混雑していた。

そこで、私たちは、晩ごはんに、名店「美國屋」の鰻を買って、早々と帰ることにした。
お昼は、帰宅後、チャルメラを食べた。






夜の食卓。

「鰻って、いつ食べても、おいしいわ♪ これ、どこの鰻かしら」
「入口の横に、タライがありましたよね。あそこに、本日の鰻のサンプルが泳いでました。愛知県産と書いてあったような気がします。でも、あの蛇みたいな魚が、こんな美味しい蒲焼きに化けるなんて、本当に驚きです」
「そういえば、子供の頃、川遊びをしていて、泳いでいた鰻を捕まえたことがあるわ。ヌルヌルしてるから、鰻を捕まえるのは、とても難しいのよ」
「それは、好きな女を捕まえるのが難しいのと同じですね。彼女はまるで鰻のようだ」(*'ω'*)ブツブツ
「面白いこと言うわね。でも、どこの鰻だって、食べればそう変わらないはずよ」
「まあ、鰻は、いろいろ食べたけど、味付けと焼き方次第だと思います」
「そうね。穴子では困るけど、鰻であれば良いのではないですか」
「なるほど」(*'ω'*)
「何事も、選り好みをしないことは大事ですよ。感謝の気持ちで、受け入れるのです」

その後、鰻を食べながら、私はママ殿に、今回の本の内容を説明した。

「おととし書いた終活本は、一般向けのビジネス書ですが、今回の本は、金融アナリストとして書いた投資理論の専門書です」
「株式投資?」
「必ずしも株式に限らないのですが」
「よく分からないわ、、、」

ママ殿は、私の話を聞きながら、本をぱらぱらとめくった。
が、本を閉じて私に戻すと、また、鰻を食べ始めた。

「どうです?」
「チンプンカンプン。私は、株なんか買ったことも、持ったこともないのよ。それで、この本は、いつ発売なの?」
「担当者からは、4月1日リリースと聞いてます。ただ、4月は講座の改訂期なので、かなり忙しいみたいで、4月1日に間に合うかどうか」
「予定より遅れても、無事、出てくれればいいじゃない」
「そうですね」
「たくさん売れてくれることを祈ります」




前回の終活本は、発行日と発売日がともに11月10日で、巻末に、発行日11月10日と記載されていた(2023/11/10「私の書いたことが本になるなんて(2)」を参照)。
しかし、今回の本には、発行日が記載されていなかった。
担当者の話によれば、法人研修向けのeラーニング講座の教科書で、書店に流通することがないため、発行日の記載はされないとのこと。
うしろのページには、チャートの使用許諾、参考文献、自己紹介などが書かれている。

なお、チャートについては、投資本の老舗出版社として著名なパンローリング社の「チャートギャラリー」を使っている。
ここで改めて、パンローリング社に感謝の意を表したい。




最後に。
投資に関する私の雑感を書いて終わりにしよう。

誰かに株式を所有される、誰かの株式を所有するということの意味は、価値観のみならず人生の目的を同じくして共に生きるのと似ている。
オーナー社長や株主にとって、それ(=投資先)はまるで、結婚して子供を育てるようなものだ。
目標や成果というのは、生活に追われていると、なかなか達成できるものではないが、生活に追われていなければ、大きな目標や成果に手が届くことも十分可能となる。
だから、私は、いつまでも子供でいたいと思うのは、間違ってはいないと思うのだ。
そのようなワガママをかなえてくれるなら、こんなイイ話はないのではないか。

心はいつまでたっても子供のあなたに・・・今回も、大好きなあなたへのプレゼントになるだろうか。


(鰻は臆病で、すぐビックリするので、気を付けるようにと注意書きがあった)

2025/03/26

早咲きの桜を探し求めて



2月26日。
昭和女子大学の現代ビジネス研究所に行ったとき、キャンパスの一角に、早咲きの桜が咲いていた。
最初、梅の花かと思ったが、近付いて見ると、桜の花だった。
案内板には、河津桜と書いてあった。

河津桜は、最も早咲きの桜で、2月下旬から3月にかけて開花する。
他の桜よりも、ひと足、早く散ってしまう。
淡いピンク色のソメイヨシノとは違い、河津桜の花びらは濃いピンク色である。





3月17日。
日本橋高島屋のスターバックスで、パッションティーを飲みながら、私は考えていた。
今年もあっという間にお彼岸だ。
これから、ママ殿と一緒に、お彼岸の墓参りに行く予定を立てる時期だが、ママ殿は、そのついでに、おいしいものを食べて、花見もしたい・・・と思うはずである。

しかし、河津桜はもう散っている。
都内のどこかに、花見スポットはないだろうか。
ネットで調べると、桜は3月22日前後に咲き始め、28~29日に満開になるとのこと。

どうも、いまは、タイミングが悪いようだ。。。





3月21日。
私は六本木ヒルズにいた。
予定より1時間ほど早く、お昼前に現地に着き、ヒルズの敷地内にある毛利庭園に行った。

ここは、テレビ朝日のニュース番組の天気予報で、気象予報士が中継することがあり、名前だけ知っている。
しかし、テレビだと立派そうに見えるこの庭園も、実際に見ると、こぢんまりとした地味な場所であった。
やはり、桜はどこにも咲いておらず、私は、ぐるっと一周して、毛利庭園をあとにした。

いまは、タイミングが良くない。。。





その後、私は、六本木ヒルズの中のスターバックスへ。
正面玄関の横のスターバックスは、レジに人が並んでおり、注文まで時間がかかりそうだった。

私は、エスカレーターで駐車場フロアにおりた。
六本木ヒルズは、階下にも、別のスターバックスがあるのだ。
こちらで、しばらく資料の整理をしていると、約束の時間になった。

私は、上の階のオフィスフロアに向かった。





見晴らしの良いオフィスで、女性経営者とお会いした。
彼女は次のアポイントメントが控えており、私たちの話は短時間で終わったが、欧米人が英語でやりとりをしていたり、何やらここは、特別な空間のように思えた。
私は、アポがあれば1時間前後は見ておくので、帰りの時間が、ずいぶん早くなった。

私は、六本木駅の日比谷線に乗り、秋葉原駅で下車した。
神田明神に桜の木はないのかもしれないが、しばらく行ってないので、散歩がてら、見に行くことにした。




前回の参拝は12月末。
私は、今回もその時と同じ、男坂から登った。

当時、街灯の赤旗は「迎春」だったが、今回は、「神田祭」と書かれている。
神田祭のことは、よく知らないが、5月に開催される盛大な祭りのようだ。
神田祭は日本三大祭りのひとつで、京都の祇園祭、大阪の天神祭と並べられるという。





私は、今回もまた、KAIKAビルの前で、立ち止まった。

ああ、そういえば、大事なことを思い出した。
本所のホテルKAIKAの壁に飾られた大きな絵のことである。

前にも書いたが、美術評論家に感想を聞いたきりで、すっかり忘れていた。
その後、彼から返事のメールをもらったが、読むのを後回しにしていた。
あとで、じっくり読んでみるか。





神田明神の境内は、人が多かった。
本殿前は、いつものように、参拝客の列ができている。
ここは、商売繁盛の神様で、いつもそれなりの参拝客が来る。

これに対して、私がよく行く湯島天神はどうか。
湯島天神は合格祈願の名所で、受験シーズンだけ、やけに混雑する。
それ以外だと初詣も大混雑するが、あとはおおむね、空いている。




私は早咲きの桜を探して、神田明神に来たので、参拝客の列には並ばず、境内を歩いた。
しかし、早咲きの桜は、見当たらなかった。

さて、どうするか。
歩くと距離があるが、まだ午後2時過ぎ。
これから上野公園まで足を伸ばしてみよう。
午後は暖かくなって、散歩日和だ。




上野公園の桜も、やはり、全然、咲いていなかった。
ただ、不忍池の道のほとりに、露店がいくつか出ており、ある露店のうしろにある数本の桜が咲いていた。
何人かが近付いて写真を撮ったりしたが、私は、その桜を見て、なんだか見映えのしない桜だと思い、簡単に通り過ぎてしまった。
しかし、その後は、早咲きの桜と出会うことなく、公園の散歩道を、美術館のある方へ、15分以上、歩いた。

花見の準備はされているが桜の咲いていない道を、みんなでゾロゾロ歩くのは、何やら、不思議な光景である。
多くの人が、早咲きの桜をひと目見たいと思って、やって来たのだと思う。
しかし、なかなか見つからないので、意地になって歩き続けているのではないかと思った。

おお、あった(*'ω'*)!!
再び、早咲きの桜を発見。





私は、桜の木にスマホを向けた。
他の人も寄ってきて、みんなで一斉に写真を撮り始めた。
とにかく、早咲きの桜が見つかって、良かった(ああ、疲れた・・・)。

しかし、近付いて見ると、この桜も、あまり見映えのするものではなかった。
私は、早咲きの桜というのは、もの珍しいだけで、その美しさは凡庸のように思えてきた。

でも、人が寄り付き、ちやほやされているよなあ、、、
まあ、それは、他の桜が満開になるまでの短期間の人気である。




3月28日追記。
都内に向かう電車の中で、私は、例の美術評論家のメールを読んでみた。
文面が英語なので、翻訳ツールを使いながら彼のレビューを読んだが、なかなか手厳しい評価だった。
意見をくれたのは、ニューヨークのギャラリーの関係者(?)である。

押上駅に着いた。
スカイツリーの麓から歩き始め、隅田公園~隅田川沿いを歩いた。
このあたりは、ぼちぼち桜が開花している。
横断歩道のそばに、濃いピンク色の桜が咲いていたが、これは非常に美しかった。




最後に。
桜に関する私の雑感を書いて終わりにしよう。

早咲きの桜は、早く枯れる。
人の人生も、そんなものでは?
コツコツ続けていれば、いずれ花が咲くと思う。
私は、彼女の遅咲きの才能が、そのうち、花開くような気がする。

2025/03/19

モノヅクリベンチャーズ

2025年3月7日。
私は、マスクをして、朝早く、家を出たが、花粉は、あまり飛んでいないようだった。
しかし、この日は、2月のなかばのような寒さで、マスクを外す気にはなれなかった。

私は、常磐線の上野東京ラインの特別快速に乗った。
途中、京浜東北線に乗り換え、12時近くには、横浜桜木町駅に到着。
ランドマークタワーの高層ビルに入った。

本日の目的地は、テックハブヨコハマ(TECH HUB YOKOHAMA)である。
ただ、ランドマークタワーのビル内にあるのかと思ったら、そうではなかった。
Googleマップで調べると、敷地内の一角にある低層の建物だった。







テックハブヨコハマは、横浜市が支援する起業家向けの施設である。
カフェ、コワーキング、フリースペースなどがある。
私は、受付を済ませ、フリースペースに入った。

私は、ここで午後から開催される、ディープテックフォーラム横浜に参加するため、2時間以上かけて、はるばる来たのだ。

主催者は、株式会社モノヅクリベンチャーズ(Monozukuri Ventures)。
京都に本社を置く、実力派ベンチャーキャピタルで、ディープテックのハードウェアビジネスに投資をしている。
ただし、投資先は、日本ではなく、アメリカで、日本では、大手企業の新規事業開発支援などを手がけている。



(モノヅクリベンチャーズ社外取締役・立命館アジア太平洋大学国際経営学部准教授牧野恵美氏×エネルギー政策・開発戦略アドバイザーChristopher Romans氏)



(株式会社村田製作所執行役員安藤正道氏×モノヅクリベンチャーズ山舗智也氏)


(モノヅクリベンチャーズ代表取締役CEO牧野成将氏)


代表取締役CEOの牧野成将氏と私は、おととし、友人の紹介で、知り合った。
メールでは、やりとりをしていたが、モノヅクリベンチャーズの本社は関西にあるため、関東では、なかなか活動の機会がないといっていた。
しかし、関東圏で、このようなフォーラムを開催することになり、ご招待いただいた、というのが経緯である。

夕方、講演やトークが全て終わり、交流会が始まった。
牧野さんと話した後は、参加者たちと名刺交換をした。
様々な業種の人が来ていて、非常に面白かった。

なお、講演やトークの内容については、モノヅクリベンチャーズのウェブサイトのイベントレポートを参照していただきたい(リンク)。








会場には、もちろん、VCの関係者が多く来ていた。
VCは、投資をするため、まず、リサーチをする必要がある。
なので、自前でアナリストを擁しているところが、多いようだ。
私は、何人かの著名アナリストと知り合うことができた。

私は、彼らに、「司法書士」の名刺を差し出す。
名刺の裏には、「ふと終活のことを考えたら最初に読む本」の紹介が載っている。
私は、名刺の裏を見てくださいと言い、拙著のPRをする。
そうすると、私より年上の人は、終活に興味を示してくれる。
しかし、私は最後に、こう付け加えるのだ。
私はもうすぐ「アナリスト」として新作を出します、と。
これには、名刺交換の相手は首を傾げるが、私が説明をすると、面白そうだ、と言ってくれた。






交流会は、6時過ぎに終わった。
会場を出た私は、スマホの充電をするため、ランドマークタワーのスターバックスへ。
店内は、都内のスターバックスとは違い、広々としており、居心地がとても良かった。

私は、パッションティーを注文し、カウンター席に座った。
今日の登壇者の話をノートにまとめながら、ノートのほか、何冊かの資料も広げた。

横浜のこの辺りの地区は、テレワークに良い所だと思う。
こうして、カフェに来れば、テーブル席もカウンター席も、一定数、空席があるだろう。
各席の間にはスペースの余裕があり、パソコンや書籍なども広げられる。
起業家は、レンタルオフィスを借りるとき、バーチャルオフィスや住所借りだけで十分で、賃料の節約ができそうだ。

もっとも、多少狭くても、レンタルオフィスの共有スペースや、デスクを間借りして仕事をするメリットもあるだろう。
起業家向けのレンタルオフィスには多くの起業家、支援者、投資家などが出入りしており、彼らとの交流の機会が得られるからだ。
先ほどのテックハブ横浜にも、そのようなスペースがあり、起業家のチラシや名刺の置き場所があったり、壁に交流会の張り紙がしてあった。





充電が完了し、9時近くに、私は、スターバックスを出た。
みなとみらいの夜景はキレイだったが、凍えるような寒さだ。
駅に向かって歩くと、海沿いの道で、海風が強く吹いてきて、私の顔を直撃した。
駅前の交差点で信号待ちをしている間は、とくに寒かった。

桜木町駅に着いたときは、すっかり体が冷えてしまった。
京浜東北線に乗り、品川駅へ。
エキュート品川で、あたたかいものを食べようと思ったが、会社帰りのサラリーマンで、どの店も混雑している。
私は、階段をおりて、駅のホームで、上野東京ラインを待った。

すぐそこに自販機がある。
私は、自販機を眺め、温かいコーンポタージュが飲みたくなった。
しかし、よく見ると、ポタージュだけ、売り切れているではないかあ~。。。





寒いとき、温かいスープが飲みたくなり、駅の自販機で、コーンポタージュを買う。
短絡的な行動パターンなのだろうか!(*'ω'*)

私は、駅のホームをしばらく、ほっつき歩いた。
すると、もうひとつ、自販機があった。
こちらには、別メーカーのコーンポタージュがあったので、すぐ買ったが、缶を取り出すと、なまぬるかった。。。

私は、ポタージュの缶を取り出して、ひとり、苦笑いをしてしまった。
実は、自販機のボタンを押す直前、そんな予感がしたのだ。

仕方がない、、、家に帰って、熱くしてから飲もう。





家に帰ったのは、11時頃だった。
ママ殿は、まだ起きていて、リビングのコタツで、テレビのニュースを見ていたが、私が帰ると、すぐご飯の支度を始めた。

私は、ママ殿に、今日あったことを話した。
カバンの荷物の中から、コーンポタージュの缶を取り出し、そのことも話した。
すると、ママ殿は笑って、懐かしいから、その缶を見せてほしいという。

私は、伊藤園と書かれたポタージュの小さな缶を渡した。
すると、ママ殿は少し考え込んで、これは災害時の保存食にちょうどいいので、預かります、と言われてしまった。

ウ~ン、、、意外な展開!
あっためて、飲みたかったのに~(*'ω'*)

しかし、コーンポタージュは取り上げられてしまったものの、出てきた晩ごはんは、焼き立てのハンバーグと、熱い豚汁だった。
伊藤園のコーンポタージュは、また今度にしよう♪


2025/03/16

関東鉄道竜ケ崎線で竜ケ崎に行く









3月14日は、司法書士会の支部研修があり、竜ケ崎に行った。

お昼は、地元のイタリアンレストラン、モンテマーレで、パスタセットを食べた。

オーナーの室さんとは約1年ぶりに会ったが、この日は、ちょうど開業3周年記念だといわれた(*’ω’*)!!

食後は、ローカル線の関東鉄道竜ケ崎線に乗り、竜ケ崎駅へ。

研修会場に行く途中、竜ケ崎市役所の敷地の桜がきれいだった。

2025/03/14

畳の部屋で、姪っ子の犬が気持ちよさそうに寝ている




畳の部屋で、姪っ子の犬が気持ちよさそうに寝ている。

どのような夢を見ているのだろう。

寒い冬が終わり、春になりつつある。

ただ、私にとっては、これから花粉症の季節が始まるのだ。

2025/03/01

とるに足らない雲の力学

2月のある日。
朝のニュースでは、この冬、最も寒くなるといわれていた。
私は、最も厚いマフラーをひっかけて家を出た。

お昼前に、銀座に着いたが、非常に寒かった。
私は、歌舞伎座の方へ歩き、脇の路地を歩き、ギャラリームモンという小さなギャラリーへ。
ギャラリームモンでは、新春恒例のグループ展「鸞翔鳳集 RAN SHO HOU SYU」が開催されており、その案内が来たので、ふらりと立ち寄ったのだ。
その後、4丁目交差点のソニーギャラリーの展示会に行った。
今回の展示会のタイトルは、「とるに足らない雲の力学」。







田凱氏によるこの写真展は、非常に素晴らしかった。
展示されている写真は、平凡な日常の中にある景色だが、解説を読むと、興味深い詩が書かれていた。
私は、立ち止まって考えた。

田凱氏の詩によれば、「それは探し求めるものではなく、 ある瞬間、不意に訪れるもの」だという。
そして、「私はイメージを捕まえない。イメージが私を選ぶのだ」とある。

さらに詩はこう続く。

「都市の喧騒の中で、その手は触れない。むしろ、カメラがそっと撫でるように、 世界を映し取る」「すべては自然に、あちら側からこちらへと、私の内に降り立つ」




以下は、私なりの解釈である。

フォトグラファーの彼が、とびきり美しい女性や芸術的な景色を探し求め、撮影の旅に出る。
しかし、あちこち回って、お目当てのものを捕まえにいくと、なかなかイイ写真がとれない。
そこで、野原に寝転んで、ぼんやり、雲を見上げていると、ある瞬間の雲の形状が芸術的で、彼の理想とする写真にハマっていたりする。

彼は、その雲を見て、感動して、直ちに写真を撮る。
ただ同時に、少しガッカリもするだろう。
明日からは、撮影の旅に出ず、ただ、雲を眺めていればよいのではないだろうか。

勤勉で常に忙しくしている人間より、余裕をもって生きている人間の方が、成果が出てしまう。
意外と世の中、そんなものではないだろうか。





私は、そんな解釈をして、ソニーギャラリーを出た。
エスカレーターをおりて、2階の日産のショールームの窓際で休んだ。
椅子に座り、4丁目の交差点を見おろすと、和光のビルの時計が、ちょうど3時を指すところだった。

まもなく、鐘が鳴り始めた。
私は、これは良いタイミングだと思い、スマホで撮影をした。




その後、往年の名車「ダットサン」の真っ赤な車体に目がいった。
現在の基準では、スタイリッシュではないのかもしれないが、とても、かわいらしい車である。

日産自動車の傑作だ・・・いや、待てよ、、、(*'ω'*)

いま、日産自動車は経営危機で、ホンダとの統合でも、もめている。
経営が火の車なので、ダットサンの赤を展示したのでは?




1階のショールームのフォーミュラカーも真っ赤だった。

私は、その後、向かいの三越へ。
喫茶店を探したが、2階に「ラデュレ」というおしゃれな喫茶店があったのに、それがない。
インフォメーションの女性に聞くと、すでに1年ほど前に閉店した、といわれた。

アレ、、、そうだっけ?(*'ω'*)






私は、三越を出て、銀座駅の地下道を歩いた。
和光ビルの地下の出入口にショーウィンドウがあり、色鮮やかな赤いドレスが飾られていた。
これが、ひときわ、私の目をひいた。
確かに、紺や白のドレスよりも、赤いドレスの方が、女は目立つ。
銀座の待ち合わせでも、人込みの中で、男にすぐ見つけてもらえる。

それにしても、私は、先ほどから、赤いものばかり見かけるが、最近の銀座のテーマカラーは、赤なのだろうか。

その後、私は、スターバックスへ。
あえて、パッションティーを頼んだ。
テーブル席に座り、鮮やかな赤のパッションティーを飲むと、私は、「赤」=「情熱」=「パッション」ということを思った。




しかしながら、先ほどの「とるに足らない雲の力学」は、情熱とは相反する、受け身の極意だと思うのである。
自分から探さず、偶然に身を委ねる。
それは、写真家としての彼の自信の現れなのだと思う。

勤勉で常に忙しくしている人間より、余裕をもって生きている人間の方が、成果が出てしまう。
意外と世の中、そんなものではないだろうか。

白いドレスの美女は探し求めるものではない。
ある瞬間、不意に訪れるものだ。
私は彼女を捕まえない。

私は、いつも、アートに学ばせられる。
私は、受け身でいることにした。

田凱氏の詩によれば、「それは探し求めるものではなく、 ある瞬間、不意に訪れるもの」だという。
そして、「私はイメージを捕まえない。イメージが私を選ぶのだ」とある。

さらに詩はこう続く。

「都市の喧騒の中で、その手は触れない。むしろ、カメラがそっと撫でるように、 世界を映し取る」「すべては自然に、あちら側からこちらへと、私の内に降り立つ」

2025/02/21

ここに、ワイドショーで見た、上川陽子さんが来るのか(*'ω'*)



先日、つくば市内で、上川陽子元法務大臣の講演と懇談会があった。
近所でもあり、面白そうなので、見に行ったが、こういった政治イベントの参加は、初めてである。

午前中のうちに仕事を終わらせ、お昼過ぎに出発。
守谷駅で乗り換え、つくばエクスプレスで、研究学園駅に着いたのは3時過ぎだった。
会場のイーアスつくばは、駅から歩いて10分ほど。
開始まで1時間ほどあり、早すぎる到着であった。

私は、スーパーマーケットで、おやつを買い、イートインに入った。
お菓子を食べながら、上川議員のことをネットで調べてみた。

上川陽子氏は、静岡市出身の71歳(1953年生まれ)、東京大学卒、ハーバード大学ケネディ・スクール修了、三菱総研で研究員をしていた。
法務大臣3回、外務大臣1回(岸田内閣)歴任。
大物女性議員のひとりで、次期総理候補として最有力だと思う。
同じ東大卒の坂東眞理子先生のお知り合い(?)のようだが、昭和女子大学で講演をしたことがある、と書いてあった。

ふむふむ(*'ω'*)スゴイ~!!





まだ時間があるので、私は、イートインを出て、しばらく、ショッピングモールを散歩した。
映画館(MOVIX)があったので、ちょっと、中を覗いてみた。

最近は、どんな映画が、はやっているのだろうか。
久しく、映画を見ていないなあ、、、(*'ω'*)

その後、開場時間になったので、モール内の会議室へ。
スーツ姿の男性たちにまじって、選挙戦用のオレンジ色の上着を着たスタッフが数人いる。
ずいぶん賑やかだ。
私は、名前を告げて受付を済ませた。
すると、茨城県警の屈強な男性(SP)がやって来て、手荷物検査とボディーチェックを受けた。

私は、会議室の中に入り、最後列の席へ。
スマホを眺めていると、議員秘書の女性が挨拶にやって来た。
前の席があいているので、ぜひ、前へどうぞ、といわれた。
そういわれると、いいです、とは言いにくい。
私は、思い切って、上川さんに最も近い最前列の左側の席に座ることにした。




超至近距離だ。
茨城県警のSPにマークされてしまいそうだ。

ここに、ワイドショーで見た、上川陽子さんが来るのか(*'ω'*)

国光さんは、予算委員会があり、到着が少し遅れたが、上川さんは、時間どおり到着。
上川さんが、ひとりで、30分ほど、講演をした。

上川さんの実物は、うちの近所に住んでいそうな、ごくフツーの女性であった。
特別な感じがするということはなかった。
が、上川さんの講演は、アグレッシブで、非常に面白かった。
集まった男たちを圧倒するような覇気と喋り方で、私は、釘付けになった。




議員の演説というと、仕事帰りの駅前などで、マイクの選挙演説を聞かされることがある。
それは、正直言うと、うるさいなあ、と思うだけで、通り過ぎてしまうものだ。
しかし、こうして、会議室などで、対面の話を聞くと、ぜんぜん違うのである。

さて、この集まりについて少し説明しておこう。

これは、党派的な政治集会ではない。
弁護士、司法書士など、法律業界人が集まり、主に、高齢者の社会保障制度に関する法改正について、議員と率直に意見交換をするための場である。
士業の先生の協会や団体にも、政治的組織(政治連盟)というものがある。
自分たちの権益の獲得や維持のため、いろいろな政治活動をしていかないといけないからだ。
国家資格の先生といったって、士業事務所のほとんどは、零細個人事業主なのだ。





講演終了後。
上川さんは、屈強なSPに促されて、あっという間に帰ってしまった。
サインをもらいたかったのだが、、、
部屋を出る前に、私は、左隣にいる青年と、少し話した。

「先生、ご挨拶、よろしいですか」
「よろしくお願いします。お名刺、ありがとうございます。おや、◯◯社(某大手企業)の方なんですね」
「はい。私は、自民党員として、ここに来ました。将来、政治家になりたいんです」
「おお、スゴい。政治家志望ですか。もしかして、自民党から出馬して国会議員になるんですか?」
「いや、国会議員は、私には無理です」
「そうですか。上川さんもそうだけど、国会議員は、すごい経歴の人たちばかりですよね」
「ええ。上川さんもすごいですが、国光さんも、すごいですよ。医者で、国会議員ですから」
「なるほど。国会議員が無理なら、県議会議員は、どうです?」
「私は、市議会議員ができたらいいな、と思っております」
「市議会議員ですか。世間からあまりうるさく言われないし、ひっそり稼げて、なかなかイイかもしれないなあ(笑) 選挙に出たら、ぜひ、頑張ってください。では、私は忙しいので、これで失礼します」







数日後。
私は、茨城県の県庁所在地水戸市に行った。
水戸生涯学習センターから、終活講座を頼まれたので、担当者と打ち合わせをした。
その後、水戸法務局で、相続と遺言書の無料相談会があり、私は、相談員のひとりとして参加した。

相談会は、無事、夕方に終わった。
帰るとき、法務局の職員から、(法務局主催なので)お礼を言われたが、差し入れに、リアルゴールドをもらった。
帰りの電車内では、水戸エクセルで買ったおみやげの干し梅を食べながら、リアルゴールドを一気飲みした。

リアルゴールド・・・結構、おいしい(*'ω'*)!!