2025/02/21

ここに、ワイドショーで見た、上川陽子さんが来るのか(*'ω'*)



先日、つくば市内で、上川陽子元法務大臣の講演と懇談会があった。
近所でもあり、面白そうなので、見に行ったが、こういった政治イベントの参加は、初めてである。

午前中のうちに仕事を終わらせ、お昼過ぎに出発。
守谷駅で乗り換え、つくばエクスプレスで、研究学園駅に着いたのは3時過ぎだった。
会場のイーアスつくばは、駅から歩いて10分ほど。
開始まで1時間ほどあり、早すぎる到着であった。

私は、スーパーマーケットで、おやつを買い、イートインに入った。
お菓子を食べながら、上川議員のことをネットで調べてみた。

上川陽子氏は、静岡市出身の71歳(1953年生まれ)、東京大学卒、ハーバード大学ケネディ・スクール修了、三菱総研で研究員をしていた。
法務大臣3回、外務大臣1回(岸田内閣)歴任。
大物女性議員のひとりで、次期総理候補として最有力だと思う。
同じ東大卒の坂東眞理子先生のお知り合い(?)のようだが、昭和女子大学で講演をしたことがある、と書いてあった。

ふむふむ(*'ω'*)スゴイ~!!





まだ時間があるので、私は、イートインを出て、しばらく、ショッピングモールを散歩した。
映画館(MOVIX)があったので、ちょっと、中を覗いてみた。

最近は、どんな映画が、はやっているのだろうか。
久しく、映画を見ていないなあ、、、(*'ω'*)

その後、開場時間になったので、モール内の会議室へ。
スーツ姿の男性たちにまじって、選挙戦用のオレンジ色の上着を着たスタッフが数人いる。
ずいぶん賑やかだ。
私は、名前を告げて受付を済ませた。
すると、茨城県警の屈強な男性(SP)がやって来て、手荷物検査とボディーチェックを受けた。

私は、会議室の中に入り、最後列の席へ。
スマホを眺めていると、議員秘書の女性が挨拶にやって来た。
前の席があいているので、ぜひ、前へどうぞ、といわれた。
そういわれると、いいです、とは言いにくい。
私は、思い切って、上川さんに最も近い最前列の左側の席に座ることにした。




超至近距離だ。
茨城県警のSPにマークされてしまいそうだ。

ここに、ワイドショーで見た、上川陽子さんが来るのか(*'ω'*)

国光さんは、予算委員会があり、到着が少し遅れたが、上川さんは、時間どおり到着。
上川さんが、ひとりで、30分ほど、講演をした。

上川さんの実物は、うちの近所に住んでいそうな、ごくフツーの女性であった。
特別な感じがするということはなかった。
が、上川さんの講演は、アグレッシブで、非常に面白かった。
集まった男たちを圧倒するような覇気と喋り方で、私は、釘付けになった。




議員の演説というと、仕事帰りの駅前などで、マイクの選挙演説を聞かされることがある。
それは、正直言うと、うるさいなあ、と思うだけで、通り過ぎてしまうものだ。
しかし、こうして、会議室などで、対面の話を聞くと、ぜんぜん違うのである。

さて、この集まりについて少し説明しておこう。

これは、党派的な政治集会ではない。
弁護士、司法書士など、法律業界人が集まり、主に、高齢者の社会保障制度に関する法改正について、議員と率直に意見交換をするための場である。
士業の先生の協会や団体にも、政治的組織(政治連盟)というものがある。
自分たちの権益の獲得や維持のため、いろいろな政治活動をしていかないといけないからだ。
国家資格の先生といったって、士業事務所のほとんどは、零細個人事業主なのだ。





講演終了後。
上川さんは、屈強なSPに促されて、あっという間に帰ってしまった。
サインをもらいたかったのだが、、、
部屋を出る前に、私は、左隣にいる青年と、少し話した。

「先生、ご挨拶、よろしいですか」
「よろしくお願いします。お名刺、ありがとうございます。おや、◯◯社(某大手企業)の方なんですね」
「はい。私は、自民党員として、ここに来ました。将来、政治家になりたいんです」
「おお、スゴい。政治家志望ですか。もしかして、自民党から出馬して国会議員になるんですか?」
「いや、国会議員は、私には無理です」
「そうですか。上川さんもそうだけど、国会議員は、すごい経歴の人たちばかりですよね」
「ええ。上川さんもすごいですが、国光さんも、すごいですよ。医者で、国会議員ですから」
「なるほど。国会議員が無理なら、県議会議員は、どうです?」
「私は、市議会議員ができたらいいな、と思っております」
「市議会議員ですか。世間からあまりうるさく言われないし、ひっそり稼げて、なかなかイイかもしれないなあ(笑) 選挙に出たら、ぜひ、頑張ってください。では、私は忙しいので、これで失礼します」







数日後。
私は、茨城県の県庁所在地水戸市に行った。
水戸生涯学習センターから、終活講座を頼まれたので、担当者と打ち合わせをした。
その後、水戸法務局で、相続と遺言書の無料相談会があり、私は、相談員のひとりとして参加した。

相談会は、無事、夕方に終わった。
帰るとき、法務局の職員から、(法務局主催なので)お礼を言われたが、差し入れに、リアルゴールドをもらった。
帰りの電車内では、水戸エクセルで買ったおみやげの干し梅を食べながら、リアルゴールドを一気飲みした。

リアルゴールド・・・結構、おいしい(*'ω'*)!!


2025/02/18

バレンタインは、ABCクッキングで、ハートのティラミスを作った

先日は、バレンタインデー企画ということで、ABCクッキングで、ハートのティラミスを作った。
ただし、グループ受講ではなく、iPadのレシピ動画を見ながら、ひとりで作るコースである。

去年12月の「クリスマス企画のショートケーキ」も、ひとりで淡々と作った。
このときは初めてのひとりコースで、戸惑いながら作ったが、ケーキの出来はイマイチだった。

今回は、うまくいくだろうか!?(*'ω'*)




前回と同じく、米粉をベースに、スポンジケーキを作った。
米粉のスポンジケーキは、若干パサついていて、ケーキのうまみも、物足りないとは思う。
しかし、誰でも簡単に作れる優れものである。

私は、動画を一時停止しては、作業工程を確認。
動画の指示どおり進めていき、最後に、電子レンジで、3分ほどチンをして完成。
スポンジケーキ作りまでは、すべて、順調にいった。




続いて、3枚のフィルムを貼り合わせ、ハート型の枠を組み立てる作業へ。
これも何とかうまくいき、キレイなハート型のフィルムが完成。

ちなみに、向かいの美人の女子大生は、思うようにいかず、歪んだハート型のフィルムが完成していた。
ただ、先生不在なので、お互いに話すこともなく、自分のケーキ作りで精いっぱいであった。

そして、いよいよ、スポンジケーキのカットの工程に入った。
前回、クリスマスのときのショートケーキ作りでは、うまくカットできなかった。
そこで、今回は慎重にスライスをしていった。

急がば回れというが、私は、苦手なことや、難しいことは、時間をかけて、ていねいにやることで、たいていは、うまくいくと思っている。
結果、4枚とも、キレイに薄く、カットすることができた。





ここまでは、自画自賛だったが・・・実は、ケーキ本体の組み立ての段階になり、3枚切りでよかったことが判明。
私は、4枚切りにしていたため、余った1枚をどうするか先生に聞くと、持ち帰ってもよいし、ケーキ本体にくっつけてもよいといわれた。
私は、ケーキ本体にくっつけることにした。

ケーキ本体の組み立てでは、フィルムの中にスポンジを詰める、刷毛でシロップを塗る、その上に、ティラミスのクリームをかける、このような工程を繰り返し、サンドイッチ状に高くしていく。
2枚目のスポンジをのせると、その次は、ティラミスクリームの上に、ラズベリーをのせる、という動画の解説があった。
そこで冷蔵庫を見に行ったら、ラズベリーがなく、袋入りのラズベリーパウダーというのがあったので、私は、そちらをふりかけてみた。





その後、先生に確認すると、ラズベリーは冷凍なので、裏のスペースの冷凍庫にあるということだった。
私は、ラズベリーを手に入れて、のせていった。
パウダーの見栄えがあまりよくないのが気になるが、この上に最終のスポンジをのせて、フタをするので、あまり気にする必要はなかった。

しかし、3枚目のスポンジの上に、余った1枚のスポンジも丹念に詰めると、想定外のことが。。。




次第に、ケーキ本体がふくれてきたのだ。
そのため、フィルムのV字部分が押し出され・・・ハート型ではなく、ほぼ丸い形状のティラミスになった。

まあ、仕方がないか。。。

いちごのパウダーをふりかけて完成。
マスカルポーネチーズと生クリームをたっぷり使っているので、非常においしいティラミスであった。

2025/02/14

青山骨董通り散歩




南青山の渋谷寄りに、骨董通りというのがある。
12月15日、表参道駅から、国道246号線を渋谷方面に歩き、その向こう側の東京ウィメンズプラザで、坂東眞理子先生の出られる女性活躍のシンポジウムに参加した。
その様子は、以前の記事(2024/12/19「アートホテル行(3)雅叙園百段階段」)に書いたとおりである。

東京ウィメンズプラザの手前に大きな交差点(南青山5丁目)がある。
ここは、国道246号線と骨董通りの交わる場所で、スターバックスがある。
10月のある日、私は、骨董通りの周辺の会社と、仕事のアポがあったのだが、早めに着いたので、スターバックスで休んだ。








店内は狭く、混雑しており、若い女性客が多かった。
大きなテーブル席に相席で座ると、私の向かいの3人は、すべて、おしゃれをした可愛らしい女性だった。
以前、ネイルサロンの社長に連れていってもらったことがあるマッチング居酒屋にいるような気分になったが、これから仕事の準備をしなくてはいけない。
私は、かばんから、書類を取り出し、しばらく読んだり、メモをしたりした。

そのうち、女性店員が店内を回り、キャラメルホイップのミニカップ(サンプル)を配り始めた。
私は、それをひとつ受け取ったが、ダークモカチップと違い、とても甘かった。





約1時間後、私は店を出て、目的地に向かい、骨董通りを歩いた。
先方から送られた案内を見ると、骨董通りから狭い路地に入るとある。
青山界隈は、表通りは商業施設だが、路地の方は高級住宅街である。

路地をしばらく歩き、私が行き着いた場所には、モダンな一戸建ての建物があった。
これから仕事の話をするのに意外だった。
エントランスには、大きな壁画のような現代アートが飾られており、私は、その絵の前で、社長秘書に電話をかけた。
到着を伝えると、「今からそちらに行きます」と返事があり、エントランスで10分ほど待つと、彼女がやって来た。
私は、彼女に案内されて、エレベーターに乗った。

エレベーターの扉が開くと、そこは全体的に薄暗い空間で、広く静まり返っていた。
一歩踏み出すと、私の革靴の靴音が響き、私の緊張感が増した。
まもなく、入口脇の薄暗い部屋から、黒服の女性が私たちを出迎えた。
彼女の背後、薄暗い部屋の奥に背の高い黒服の男性が見える。

どうやら、ここは、サロン(?)のようだ。

黒服の女性から、「奥の部屋へどうぞ」と言われた。
ガラス張りの応接室に入ると、女性秘書は私に「仕事場に戻ります」といって、姿を消した。
彼女は、エレベーターのなかで、「自分は滅多に入れない場所」と言っていたが、確かに、ここは特別な空間のようだ。
私のいるこの応接にも、背後に現代アートが飾られていて、挑発的な現代詩が書かれていた。
これから仕事の話をするので、私は前を向いていて、ほとんど見ることもなかったが。

私は、スマホで新着メールを読んだりして、相手の到着をしばらく待った。
その後については、仕事のことなので、秘密である(*'ω'*)

2025/02/10

黄昏の犬







日曜日の午前中。

応接のソファーで、姪っ子の犬が、たそがれていた。

2025/02/02

トッピングの罠?

「妻家房」は、全国展開している韓国料理店で、結構、有名だと思う。
サイカボウと読むのだが、私は、ここに入るのは2回目だ。

写真フォルダを見ると、前回の初入店は、2018年2月だった。
六本木で、カジュアルなワイン会に参加したとき、知り合った女性に誘われて、初めて食べた。
しかし、このとき食べたものは、そこまで辛くなかった気がする。











彼女とは何度か食事をしただけだったが、当時の彼女は、私がこのように法律の本を書いたり、マジメな仕事をするとは思わなかっただろう。
私自身も、そうなるとは思っていなかった。

人の将来とは、実に分からないものだ。
それは、大きな可能性があるということと同時に、一寸先は闇ということでもある。
だから、いつどこで何があるか、気を付けなくてはいけない。
また、良いことがあっても、喜んでばかりはいられないのである。

(以上、2025/01/13「新年早々、妻家房」より)


1月のある日の午後。
都内の用事を済ませてから、日本橋高島屋に行った。
セールの冬服を見たいのと、喫茶店で時間調整をするためだ。
館内のカフェはどこも混雑していて、私は、結局、スターバックスに入った。
スマホの充電もしたいので、相席の大きなテーブル席へ。





おや、このトッピングは、金粉!?
ラッキー!(*^^*)

スターバックスは、トッピングが有料である。
だから、私は普段、頼まないが、たまに何かのサービス(?)で、トッピングを無料でしてくれることがある。

ズバリ、今年の自分は、金運が良いのではないか。
実際そのような兆候があるのかと問われると、何とも言えないところなのだが。
ママ殿の購入した年末ジャンボ宝くじは、大ハズレだった。

あるいは、金粉≒ゴールドを買うと値段が上がって儲かる、そういう示唆かもしれない。
ゴールド価格は長年、上昇を続けており、今後さらに上昇する可能性がある。
これは、欧米日の中央銀行が超低金利の金融緩和(バラマキ)をしていたことによるものだが、天下の日銀は、先進国の中では最も遅く金融緩和を始めたということもあって、引き締めが遅れていると批判されている。

経済用語で、「流動性の罠」というのがある。
Wikipediaの解説によれば、「流動性の罠とは、ケインズ経済学を解釈した経済学者のジョン・ヒックスが発案したものであり、金利水準が異常に低いときは、貨幣と債券がほぼ完全代替となってしまうため、いくら金融緩和を行っても、景気刺激策にならないという状況を指す」とある。

金融緩和をすれば、株や不動産の価格が上がるなどして、景気は何となく良くなるし、投資をすればらくに儲かる。
らくに儲かるのであれば、政府も人々も、低金利の世界にいつまでも浸っていたいと思うようになる。
だが、このやり方は、安易すぎて、ある種の「麻薬」である。

経済を良くするためには、本来であれば、生産性の向上、構造改革といった痛みの伴う政策をする必要があるが、居心地の良さに慣れて、そういったことをさぼってしまう。
結果、実体経済は次第に行き詰まるが、私たちは株や不動産の価格だけを見て、経済は順調と信じてしまう。
そのような状況では、麻薬を切らせば経済の醜い正体が露わになる、株価が暴落するので、いよいよ麻薬を打ち続けるしか選択肢がなくなる。
そうならないよう・・・あるいは、もうそうなっているのであれば、手遅れになる前に、日銀は、どんどん金利を引き上げていくのではないだろうか(年内1%、来年以降2%、最終的には3%以上も?)。





その後は、1時間ほどで高島屋を出た。
数日前、個展を見に行ったアーティストの方から、素敵な年賀状をいただいたので、私は、寒中見舞いを出すため、郵便局へ。
ただ、郵便局は、プリントハガキを1枚売りしてくれない。
私は、郵便局の机で、ボールペンの手書きのメッセージを書いて出した。

その後、私は、六本木へ移動。
気軽にカジュアルワインのテイスティングをするワイン会に参加するためだ。
しかし、実に久しぶりの入店で、コロナ禍があったので、かれこれ5年ぶりくらいだった。

店内のインテリアは、ずいぶん変わっていた。
少し戸惑ったが、立食用テーブルの前で待っていると、ワイン会は、予定通り、始まった。
狭い場所で、立ち飲み。
私は、知らない人どうしのテーブルで相席となり、ワインの銘柄の話など、いろいろ話した。





帰り道は、上野駅のエキュートで、ラーメンを食べて、常磐線で帰った。
「じゃんがら」という面白い店名のラーメン屋があり、かなりの人気店のようである。

私は、飲んだ帰りなどに、つい食べてしまうのだが、ラーメンの分量は、気持ち少な目で、価格は800円前後とお安い。
これから電車に乗る人のことを考えると、なかなか、うまい営業戦略ではないだろうか。

また、無料でトッピングができるのも、この店の大きな売りである。
カラシ高菜、紅ショウガのほか、店員に言えば無料で擦りおろしニンニクも、もらえる。
トッピングがおいしいものだと、トッピング目当てで食べに行ってしまうこともある。
これもまた、うまい営業戦略のように思うかもしれない。




しかし、これは「トッピングの罠」なのである!

Wikipediaの解説には載っていないが、「トッピングの罠」とは、ラーメン食べ歩きが好きなエッセイストのあんみつ先生が発案した言葉である。
トッピング無料のラーメン店だと、トッピングが有料だとまず頼まない客が、無料だと入れないと損だから、せっせと入れるようになり、もしそれが結構おいしいものだと、やがて、トッピング目当ての常連になることである。

トッピングは、客にとって「麻薬」になり得るということである。

そこで、自分がラーメン屋を開業する場合に、トッピング無料にして、客に「トッピングの罠」を仕掛ければ、集客ができて良いと考えるかもしれない。
しかし、起業支援コンサル(?)として相談を受けた場合、あんみつ先生は、あまり良くないとコメントするだろう。

最近は物価が異常に高騰しており、店側がトッピングを無料で提供し続けるのは、非常に厳しいのではないか(トッピングが特殊なものであれば、コストはかなり高いはず)。
しかし、そのような状況下でも、麻薬を切らせば客が来なくなる、売上が暴落するかもしれないので、トッピング無料を続けるしか選択肢がなくなる。

ということで、トッピングは、スターバックスのように有料の方がよいと思っている。
そうすると私は頼まないし、他の客の多くも頼まないのだが、それでもいいのではないか。
無料にして、客に「トッピングの罠」を仕掛けると、手っ取り早く店の景気は良くなるが、やめられないことであれば、あとになって大変な思いをするときが必ず来るということである。